建司の書斎

「キリスト者の希望」、「愛を学ぶ」等の著者、故相澤建司の遺稿説教原稿・聖書研究など。

イエスの十字架と絶望

イエスの十字架と絶望(七)

1999講壇3(1999/11/14~1999/12/26) イエスの十字架と絶望(七)ピラトの審問 もし私の国(支配)がこの世のものであったら捕縛の時にも、私をユダヤ人に渡さないために私の手下がこの世的な手段・武器をもって反抗したはずである(ヨハネ一八:三六)…

イエスの十字架と絶望(六)

1999講壇3 (1999/11/14~1999/12/26) イエスの十字架と絶望(六) ピラトの審問 サンヘドリン・最高法院は、確かにイエスがご自分をメシアだと告白されたゆえに、イエスに瀆神罪で死刑判決を出した(マタイ二六:六六)。しかし彼らはたとえ瀆神罪など…

イエスの十字架と絶望(五)

1999講壇3(1999/11/14~1999/12/26 ) イエスの十字架と絶望(五) 最高法院での審問 話が相前後するが、最高法院での審問、ピラトの審問を取り上げたい。 「人々はイエスを捕らえて、大祭司カヤパのもとに引いていった。そこには律法学者、長老たちが集…

イエスの十字架と絶望(四)

1999講壇3(1999/11/14~1999/12/26) 十字架上の叫び それゆえ十字架のイエスの叫びのもつ「絶望、神に見捨てられること」要素は決して除去されても薄められてもならない。 第三に、イエスの叫びを父なる神と御子・子なる神との壮絶なやりとりとみる解釈…

イエスの十字架と絶望(三)

1999講壇3 ( 1999/11/14~1999/12/26) イエスの十字架と絶望(三) 十字架上の叫び このへプル二・九の読み方は「カリス・テウー・神の恵みで」(「キリストは神の恵みで私たちすべてのために死を味わわれた」)とハルナックらの「コーリス・テウー・神…

イエスの十字架と絶望(一)&(二)

1999講壇3(1999/11/14~1999/12/26) イエスの十字架と絶望(一)&(二) ゲッセマネの夜 「やがて彼らはゲッセマネと呼ばれる場所に来た。イエスは弟子たちに言われた『私が祈り終るまで、ここで坐っていなさい』。そしてイエスはべテロとヤコブとヨハ…