建司の書斎

「キリスト者の希望」、「愛を学ぶ」等の著者、故相澤建司の遺稿説教原稿・聖書研究など。

教会論

国家神道の問題(三教会同)  士師2:12

1999-6(1999/2/7) 国家神道の問題(三教会同) 士師2:12 「かつてエジプトの地から彼らを導き出された先祖たちの神、主を捨てて、ほかの神々すなわち周囲にある国民の神々に従い、それにひざまずいて、主の怒りを引き起こした」。 1912・明治…

聖霊の働き  行伝13:1~4

1996-4 1996/5/12 聖霊の働き 行伝13:1~4 「私たちが学ぶべきことは、教会が宣教を《保持している》ということではなく、むしろ逆に、キリストの宣教自体が教会をつくり出すということである。宣教が教会からではなく、教会が宣教から理解されな…

「聖なる、公同の教会を信ず」  第一コリント1:2

1996-3 1996/5/5 「聖なる、公同の教会を信ず」 第一コリント1:2 使徒信条における「聖なる、公同の教会を信ず」の内容を明らかにしたい。 「聖なる教会」について。「聖なる」についてバルトは、教会が歴史的、社会的な結社からは、教会の委託、根拠、目…

「教会を信じる」  マタイ18:20

1996-2 1996/4/28 「教会を信じる」 マタイ18:20 「使徒信条」(後4世紀)は「われは《一つの、聖なる、公同の教会》を信ず」といっている。 これらの三つの表現で真の教会が示されている。日本語に翻訳された使徒信条では、「一つの」の部分が欠落し…

教会の土台  工ペソ2:20

1996-1 1996/4/21教会の土台 工ペソ2:20 教会がどのようにしてできたかについては、いくつかの見解が聖書にしるされている。 (1)教会の土台 工ペソ2:20以下 「あなたがたは使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト…

教会と国家  ロマ13:1

1996-6&7 1996/5/26&1996/6/2教会と国家 ロマ13:1 (1)教会と政治的な活動の間題を取り上げたい。その手始めに、国家に対して、教会がどのように行動すべきかを述べたロマ13:1を学んでみたい。ロマ13:1についての最も古い近代語訳は…

この岩の上に  マタイ16:15~18

1996-5 1996/5/19 この岩の上に マタイ16:15~18 (1)新約聖書は、教会の基礎について、「(教会の)土台はイエス・キリストである」(Ⅰコリント3:11)、「あなたがたは使徒たちと預言者たちという土台の上にたてられた。キリスト・イエスご自…

教会論(証の側面から)

週報なしー1 勉強会での発題 日付不明 教会論 (1)沢井留里さんから、教会論についての勉強会をしたいので、参加して、意見・発題のようなことをしてほしい、と依頼されて、テキストなどあれこれ考えてきた。 しかし、考えてみると「教会論」は、信仰のテ…