建司の書斎

「キリスト者の希望」、「愛を学ぶ」等の著者、故相澤建司の遺稿説教原稿・聖書研究など。

2018-05-20から1日間の記事一覧

ロマ書、信仰と希望 アブラハム4  ロマ4:19以下

アブラハム4 ロマ4:19以下 アブラハムの信仰は、一切の絶望にもかかわらず、神の約束を受け入れるところの、希望であるといえる。 これはなかなか含蓄のあるテーマである。キリスト者は、自分の希望の目標をもはや自分自身や、手元にある意味あるものや…

ロマ書、信仰と希望 アブラハム3  ロマ4:17~18

1997-11(19973/16) アブラハム3 ロマ4:17~18 ユダヤ教に対してパウロはまったく対立的な立場を主張する。それによれば、アブラハムは「アブラハムの信仰の足跡をたどる人びと」「アブラハムの信仰に基づく人びと」すなわち異邦人キリスト者の…

ロマ書、信仰義認 アブラハム2 ロマ4:9~17

1997-10(1997/3/9) アブラハム2 ロマ4:9~17 「さて、この幸いなるかなの讃美は、割礼の者を指しているのか、それとも無割礼の者をか。というのは『アブラハムには、その信仰が義とみなされた』と私たちは引用したからだ。どの状態で彼はそうみ…

ロマ書、信仰義認 アブラハム1 ロマ4:1~8

1997-9(1997/3/2) アブラハム1 ロマ4:1~8 「さて、肉による私たちの組先、アブラハムが見出したものについて、私たちは何というべきだろうか。アブラハムが業に基づいて義と認められたのあれば、彼は誇る権利を持つていよう。しかしそれは神の前…