建司の書斎

「キリスト者の希望」、「愛を学ぶ」等の著者、故相澤建司の遺稿説教原稿・聖書研究など。

ロマ書

ロマ書、執筆の動機   ローマ1:8~17

1997-1(1997/1/5) 執筆の動機 ローマ1:8~17 ローマ人への手紙を少しづつ学んでいきたい。 「ローマ人」とは「ローマにある教会」のことである。この手紙が書かれた年代は、パウロがコリントに滞在していた時期、後55年頃だという(ボルンカム…

アウグスティヌスの回心  ロマ13:13~14

1996-36(1996年9月以前) アウグスティヌスの回心 ロマ13:13~14 パスカルは人が信仰に入る方法は「習慣によって、理性によって、霊感によって」の三つがあると言った」(「パンセ」)。霊感によって例を取り上げたい。 古代ローマの最も偉大…

教会と国家  ロマ13:1

1996-6&7 1996/5/26&1996/6/2教会と国家 ロマ13:1 (1)教会と政治的な活動の間題を取り上げたい。その手始めに、国家に対して、教会がどのように行動すべきかを述べたロマ13:1を学んでみたい。ロマ13:1についての最も古い近代語訳は…